2021年に早稲田大学に入学した石塚陽士(いしづか はると)選手について、調査しました。
石塚陽士選手は中学時代から全国大会で上位に入る活躍を見せながらも、学業にも手を抜けない早稲田大学で文部両道のために努力している素晴らしい選手なんです!
そんな石塚選手の中学や高校時代と大学での成績、授業と練習への姿勢を調べてみました!
石塚陽士の出身中学や小学校はどこ?
石塚陽士選手は東京都の町田市立南中学校に通っていました。
石塚陽士選手は中学時代から全国大会で上位に入る活躍をしていました。
2年時にはジュニアオリンピックに出場して4分07秒50のタイムで6位入賞しています。
3年時には、全日本中学校陸上競技選手権大会とジュニアオリンピックに出場しています。
全日本中学校陸上競技選手権大会では、1500mでは3分58秒89のタイムで4位入賞、3000mでは8分37秒64のタイムで3位入賞の成績を残しています。
ジュニアオリンピックでは、3000mで8分33秒82のタイムで2位入賞の成績を残しています。
優勝こそないものの中学時代から全国でもトップクラスの結果を残して注目されていた選手だったのですね。
石塚陽士選手の中学時代の駅伝成績については全国大会への出場はありませんでしたが、全国都道府県男子駅伝のメンバーに選ばれ6区区間35位でした。
中学時代の成績をまとめると以下の表の通りです。
順位 | タイム | 優勝タイム | |||
2年 | ジュニアオリンピック陸上競技大会 | 1500m | 6位 | 4:07.50 | 3:58.96 |
3年 | 全日本中学校陸上競技選手権大会 | 1500m | 4位 | 3:58.89 | 3:54.34 |
3000m | 3位 | 8:37:64 | 8:32.50 | ||
ジュニアオリンピック陸上競技大会 | 3000m | 2位 | 8:33.82 | 8:17.84 | |
全国都道府県男子駅伝 | 6区(3.0km) | 35位 | 00:09:26 | 00:08:50 |
なお、中学時代は学業の方でも優秀な成績を残しており、成績はほぼオール5で常に上位5番に入っていたそうで、文武両道をこなせる選手のようです。
町田南中時代は成績はほぼオール5。学年240人のうち、上位5番に入るほど学力優秀だった。明晰な頭脳は「自由なカラー」の早実で実践。自分で週5日の練習メニューも工夫し、スプリントを強化したいと思えば、短距離の400メートル組に志願して練習に加わり、強化に奔走してきた。
引用:THE ANSWER (the-ans.jp)
地元の東京都町田市で中学生だった頃、すでに「年間予定を見て準備しているから、試験前に(陸上競技の大会が重なっても)焦ることはない」と周囲に話していたという。しっかりしたスケジュール管理で勉強とスポーツを両立させる生活態度と、安定感あるレース運びは、おそらく無関係ではない。
引用:読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
石塚陽士選手の小学時代の情報は見つかりませんでした。
石塚陽士の出身高校や成績は?
石塚陽士選手は、東京都の早稲田実業高校に通っていました。
2年時にはインターハイに出場しており、1500mでは3分49秒15のタイムで8位入賞、5000mでは14分21秒19のタイムで8位入賞でした。
3年時にはインターハイは開催されませんでしたが、1500mでは大学生や社会人に混ざって大会上位の成績を残しています。
東京選手権では、3分44秒62と当時高校歴代3位のタイムで3位、日本選手権では3分47秒05で9位の成績でした。
また、早大記録会では3000mでも8分13秒59の好タイムを出しています。
石塚陽士選手は2年生にして全国大会に出場しており、中学時代に続いて全国1桁順位の好成績を残していますね。
また、上のクラスに混ざっても好成績を残しており、様々な距離をこなしていますね。
駅伝では全国大会への出場は無かったようです。
また、高校時代の早稲田実業陸上部顧問の北爪貴志さんも、”石塚は自分で考えてやれる選手で、レベルが高過ぎでも低すぎでもなくうまくいけば達成できる目標を設定できる”といった主旨のコメントをされているそうです。
早稲田実業への進学理由としても、”自由なカラーで自分で考えてマイペースにやれる環境に惹かれた”と語っているそうです。
単に学業成績が優秀なだけでなく、その頭脳は陸上への取り組みの創意工夫にも活かされているようですね。
高校の成績をまとめは以下の表の通りです。
順位 | タイム | 優勝タイム | |||
2年 | インターハイ | 1500m | 8位 | 3:49.15 | 3:45.22 |
5000m | 8位 | 14:21.19 | 13:56.25 | ||
3年 | 東京選手権 | 1500m | 4位 | 3:44.62 | 00:3:42.67 |
日本選手権 | 1500m | 9位 | 3:47.05 | 3:41.32 | |
早大競技会(20.7/26) | 3000m | ‐ | 8:13.59 | ‐ |
石塚陽士の早稲田大学在学中の成績は?
石塚陽士選手はトラック競技では1年生の頃から、関東インカレに出場し1500mで6位入賞しています。
2年時には関東インカレで5000mで12位、ホクレンディスタンスチャレンジでは5000mを13分台で走る好成績を残しています。
駅伝では、デビュー戦の出雲駅伝でいきなり4区区間賞、全日本駅伝では5区区間4位、箱根駅伝では4区区間6位と安定して上位の成績を残しています。
1500mでの好成績が目立つのでスピードタイプの印象ですが箱根駅伝のような長い距離でもキッチリと結果を出しており、幅広い距離をこなせる選手のようですね。
2年時の第99回箱根駅伝予選会(2022年10月15日)箱根駅伝予選会では全体51位、チーム5位の1時間04分02秒のタイムでチームの4位での予選突破に貢献しました。
【#箱根予選会 】
石塚陽士選手
「体調は万全ではなかったので、集団で走るというかたちになった。個人としてもチームとしても最低限の走りはできたので及第点で、点数を付けるとしたら70点ぐらい。全日本と箱根では区間賞を狙って頑張りたい」#臙脂で染めろ #sousupokyoso pic.twitter.com/4Y0khrl7qp
— 早スポ♂️競走班 (@sousupo_kyoso) October 16, 2022
石塚選手ならもっと上位にくるような?と思っていたら、8月末から9月頭にかけて新型コロナウイルスによる体調不良があったようです(参照:箱根駅伝予選会 | 月陸Online|月刊陸上競技 (rikujyokyogi.co.jp))
1500メートルは、高校歴代3位(当時)の3分44秒62をマークし、日本選手権のレースも経験するなど、輝かしい実績を残してきた得意種目だ。にもかかわらず「スプリント力に限界を感じた」という発言とともに、今季は5000メートルの走者になった。夏場に13分48秒81と自己ベストを更新すると、1万メートルやハーフマラソンでも好記録をマークした。箱根路を見据えた「長距離化」への取り組みを、順調に進めてきた。
引用:読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
今後は5000mなど長距離化を考えているようですね。
大学3年生の2023年度も三大駅伝に出場しています。
出雲駅伝では3区を走り、記録は25:18区間7位でした。
全日本大学駅伝大会では3区を走り、記録は34:20区間7位の結果でした。
そんな石塚陽士選手ですが、大学でも文部両道、授業のコマ数は結構多いようです。
リア充になりました() pic.twitter.com/bAWxalNwuE
— 石塚 陽士 (@ishizuka_haruto) April 12, 2022
多い日だと、1日5コマありますね。
6限目があると夕方の練習は難しいようです。
基本は朝+授業後で練習
6限ある日はさすがに授業後走れないので、朝練の量増やして対応してます!— 石塚 陽士 (@ishizuka_haruto) April 13, 2022
練習時間を確保するために、朝練を増やしてしているのですね!
今朝の石塚選手。授業の関係で平日は早朝にスピード練習を行います。試合で外さない強さを垣間見た気がしました。 pic.twitter.com/i00fDpxnWC
— 花田勝彦 (@hanawin71) July 27, 2022
早稲田大学競走部駅伝監督である花田監督のTwitterには、朝の7時台に石塚選手の練習の様子があげられていました。
競走部の練習場所と授業を受けているキャンパスが違うため、移動も大変でしょう。
学業への姿勢も素晴らしい石塚選手には頭が下がります。
これから全日本駅伝、箱根駅伝本戦と続くので今後の石塚陽士選手の活躍に期待ですね。
石塚陽士の身長体重などのプロフィールや自己ベスト記録
石塚陽士選手の身長などのプロフィール情報をまとめました。
名前 | 石塚陽士(いしづか はると) |
生年月日 | 2002年4月22日 |
身長/体重 | 170㎝ 54㎏ |
出身中学 | 東京都町田市立南中学校 |
出身高校 | 東京都早稲田実業高校 |
大学/学部 | 早稲田大学/教育学部(生物学) |
1500m ベストタイム | 3分44秒62 |
5000m ベストタイム | 13分33秒89 |
10000m ベストタイム | 27分58秒53 |
ハーフ ベストタイム | 1時間4分2秒 |
※2023年11月時点
まとめ
今回は2021年に入学した早稲田大学の石塚陽士選手について調べました。
東京都町田市立南中学校、東京都早稲田実業高校を経て現在は早稲田大学で陸上部に所属しています。
石塚陽士選手は中学時代から全国大会で入賞する活躍を見せていました。
高校では2年時にインターハイに出場して1桁順位の成績を残しており、3年時には東京選手権や日本選手権など上のクラスの選手も参加する大会に出場してこちらでも1桁順位の好成績を残しています。
大学入学後もトラック競技で関東インカレ1500m6位、駅伝でも1年時から出雲駅伝でいきなり区間賞のデビュー、全日本大学駅伝と箱根駅伝でも区間上位の成績を残しています。
石塚陽士選手の今後の活躍を楽しみにしています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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