WBSC U-18野球ワールドカップ(WBSC U-18 Baseball World Cup)は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催により、隔年で開催される、16歳から18歳の各国・地域代表選手で競われる野球の国際大会です。
前回は2019年に開催されましたが、2021年大会は新型コロナウイルス感染拡大のため2022年に延期されることになりました。
U18日本代表は準優勝の経験はあるものの、まだ優勝を勝ち取ったことは無いようで、今年こそは優勝を期待したいですね。
また、大会終了まで、試合ごとに本ページの最後に試合結果を記載して記事を少しずつアップデートしていきたいと思います。
・WBSC U-18野球ワールドカップの代表メンバー
・WBSC U-18野球ワールドカップの開催日時や場所、参加国、対戦相手
・WBSC U-18野球ワールドカップはテレビ放送あるかどうか
U-18野球ワールドカップ日本代表メンバーは?
8/22に侍ジャパンU18日本代表メンバー20名が発表されました。
背番号 | 名前 | なまえ | 高校名 | |
【投手】 | 15 |
吉村優聖歩 |
よしむら ゆうせふ |
明徳義塾 |
17 | 森本哲星 | もりもと てっせい | 市船橋 | |
1 | 山田陽翔 | やまだ はると | 近江 | |
18 | 川原嗣貴 | かわはら しき | 大阪桐蔭 | |
13 | 香西一希 | こうざい かずき | 九州国際大付 | |
11 | 宮原明弥 | みやはら はるや | 海星 | |
16 | 生盛亜勇太 | せいもり あゆた | 興南 | |
【捕手】 | 12 | 渡部海 | わたべ かい | 智弁和歌山 |
10 | 松尾汐恩 | まつお しおん | 大阪桐蔭 | |
2 | 野田海人 | のだ かいと | 九州国際大付 | |
【内野手】 | 6 | 赤堀颯 | あかほり はやと | 聖光学院 |
4 | 藤森康淳 | ふじもり こうじゅん | 天理 | |
5 | 伊藤櫂人 | いとう かいと | 大阪桐蔭 | |
7 | 光弘帆高 | みつひろ ほたか | 履正社 | |
3 | 内海優太 | うつみ ゆうた | 広陵 | |
22 |
鈴木斗偉 |
すずき とうい |
山梨学院 |
|
【外野手】 | 23 | 安田淳平 | やすだ じゅんぺい | 聖光学院 |
8 | 海老根優大 | えびね ゆうだい | 大阪桐蔭 | |
21 | 浅野翔吾 | あさの しょうご | 高松商 | |
24 | 黒田義信 | くろだ よしのぶ | 九州国際大付 |
浅野翔吾選手、山田陽翔選手、仲井慎選手、松尾汐恩選手など、夏の甲子園大会を盛り上げたメンバーを中心に選抜されたドリームチームですね。
このチームの主将を務めるのは山田陽翔選手です。
投打に活躍して近江高校をベスト4に導いたリーダーシップで代表チームも好成績に導いて欲しいですね。
監督は明徳義塾高校の馬淵史郎監督です。
*仲井慎選手(下関国際)は体調不良のため、鈴木斗偉選手(山梨学院)と入替えになりました。
*古川翼選手(仙台育英)は体調不良のため、吉村優聖歩選手(明徳義塾)と入替えになりました。
決勝戦を戦った両チームの選手が体調不良のため出場見送りとなりました。
やはり夏の甲子園大会で勝ち抜くのは過酷な道なのですね。
残念ですが、入替えで追加召集された両選手の活躍を期待します。
第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ開催日時、開催場所、対戦相手は?
第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップは、2022年 9月9日(金)~18日(日)の期間に、アメリカフロリダ州で開催されます。
開催国は12チーム、グループA,B に分かれて予選のオープニングラウンドを実施します。
オープニングラウンドでの各グループ上位3チームがスーパーラウンドに進出します。
そして、スーパーラウンドの上位2チームで決勝戦、3、4位のチームで3位決定戦という形式です。
グループ分けは次の通りで、日本はグループBです。
グループB:日本、台湾、メキシコ、オーストラリア、パナマ、イ
気になる日本代表の試合日程は以下の通りです。
*オープニングラウンド結果
グループA結果:1位 アメリカ、2位 韓国、3位 オランダ
グループB結果:1位 台湾、2位 日本、3位 メキシコ
・9/10 (土) 4:00~ vs イタリア
・9/11 (日) 8:00~ vs メキシコ
・9/12 (月) 8:00~ vs パナマ
・9/13 (火) 8:00~ vs オーストラリア
・9/14 (水) 8:00~ vs 台湾
スーパーラウンド
・9/16 (金) 5:00~ vs 韓国
・9/17 (土) 5:00~ vs オランダ
・9/18 (日) 7:00~ vs アメリカ
決勝・3位決定戦
・9/19 (月)
頑張って良い結果を出して欲しいですね!
開催球場は、レコンパーク、エド・スミス・スタジアム です。
また、この大会では木製バットが使用されます。
先日の甲子園大会で活躍した選手たちですが、木製バットへの対応力というところについてもドラフトに関係してくる注目ポイントになってきます。
甲子園大会で2打席連続本塁打を放った、浅野翔吾選手・松尾汐恩選手をはじめとする強打者達ですが、木製バットで世界の強豪相手にどのようなバッティングを見せてくれるでしょうか?
注目ですね。
また、8月31日(水)には壮行試合として大学日本代表との対戦があります。
試合開始:18:00
場所:ZOZOマリンスタジアム
WBSC U-18野球ワールドカップはテレビ放送ある?
U18野球ワールドカップのテレビでの試合中継についての情報まだ見つけることが出来ませんでした。
ただし、ライブ配信決定しているものもありました。
【ライブ配信】WBSC U-18 / U-23ベースボールワールドカップ | スポーツブル (スポブル) (sportsbull.jp)
スポーツブルは、学生やアマチュアスポーツなどのライブ配信やニュースを無料で提供するインターネットスポーツメディアです。
また新たに分かれば追記していきます。
8月31日の壮行試合の中継放送は以下でおこなわれていました。
BS-TBS 4K: 18:00~20:54
Paravi :17:54~試合終了
J SPORTS 1、J SPORTSオンデマンド :17:30~試合終了
まとめ
第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップは、2022年 9/9 ~ 9/18 の期間に、アメリカフロリダ州で開催され、日本はグループBです。
大会期間中は毎日試合があり、タフな日程で総力戦になりそうですね。
木製バット規定の大会で、木製バットへの対応力はドラフトに関係する注目ポイントです。
甲子園で活躍した面々が中心のメンバー構成です。
日本代表がどのような試合をするのか、楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
★2022年U-18侍ジャパン試合結果★
・8/30 練習試合 vs 立教大 〇5-1でU-18侍ジャパン勝利。
浅野翔吾選手は1番ライトで出場、初回に二塁打を打ち木製バットへの対応力をアピールしました。
内海優太選手、伊藤櫂人選手、安田淳平選手らが続き初回に一挙5点を奪い主導権を握りました。
先発投手は生盛亜勇太投手で3回1失点の好投、川原嗣貴投手、野田海人投手がその後を0点に抑えました。
野田海人選手は捕手枠での選出でしたが、早々に投手としての登板機会がありましたね。
・8/31 壮行試合 vs 大学日本代表 ●1-4でU-18侍ジャパン敗戦。
4回表、4番の内海優太選手がチームとして初のホームランを打ちました。
右中間スタンドに飛び込む素晴らしい当たりでしたね。
山田陽翔投手が8回裏に登板、1イニングを投げて3奪三振でした。
夏の甲子園大会で3試合で2桁奪三振を達成した奪三振能力は大学日本代表相手にも通用しましたね。
・9/3 練習試合 vs 早稲田大学 ●0-5でU-18侍ジャパン敗戦。
早稲田大学の投手陣を打ち崩せず残念ながら無得点に終わってしまいました。
「木製バットに慣れていませんね。ワールドカップでもそう簡単には打てないと思いますが、得点圏に走者を溜めて低い打球を打つ意識を持つことが大事になります。」
と馬淵監督のコメントがあったそうです。
2番手で出場した宮原明弥投手(海星)の投球が良かったようで、力強いストレート・切れの良い縦のスライダーやカットボール・ブレーキの利いたカーブで1イニングを三者凡退に抑えました。
壮行試合で2イニングを無失点に抑えた前試合に続いて素晴らしいピッチングでした。
・9/10 オープニングラウンド vs イタリア 〇6-0でU-18侍ジャパン勝利。
雨で試合開始が遅れたり、途中にも中断があったりと長い試合になりましたが、初戦を見事に勝利で飾りました。勝利投手は、川原嗣貴投手です。
初回に先制点をあげ、二回には小技を絡めて一挙5点を奪いました。
得点シーンは以下の通りです。
1点目:1回表、1アウト3塁から松尾汐恩選手の犠牲フライで浅野翔吾選手がホームイン。
2,3点目:2回表、1アウト満塁から浅野翔吾選手の2点タイムリーヒット。
4点目:2回表、2アウト満塁から内海優太選手が四球を選び押し出し。
5点目:2回表、2アウト満塁からパスボールで三塁ランナーの赤堀颯選手がホームイン。
6点目:2回表、2アウト満塁から黒田義信選手がタイムリー内野安打。
・9/11 オープニングラウンド vs メキシコ 〇4-1でU-18侍ジャパン勝利。
二戦目も見事に勝利で飾りました。初回に一挙3点をあげて逃げ切りました。
5回表には、浅野翔吾選手の今大会チーム第一号となるホームランが飛び出しました。
得点シーンは以下の通りです。
1点目:1回表、2アウト1,3塁から海老根優大選手のタイムリー内野安打で先制。
2,3点目:1回表、2アウト満塁から伊藤櫂人選手の2点タイムリーヒット。
4点目:5回表、ノーアウトランナー無しから浅野翔吾選手のホームラン。
・9/12 オープニングラウンド vs パナマ 〇5X-4でU-18侍ジャパン勝利。
3連勝です!一時は4点リードしながら最終回に追いつかれる苦しい展開でしたが、その裏先頭の赤堀颯選手が出塁した後に、浅野翔吾の四球、黒田義信選手の死球で満塁のチャンスを作ると、最後は内海優太選手のサヨナラ犠牲フライで勝負を決めました。
得点シーンは以下の通りです。
1点目:3回裏、0アウト1,2塁から松尾汐恩選手のタイムリー内野安打と送球エラーで先制。
2点目:3回裏、0アウト2,3塁から内海優太選手のタイムリーヒット。
3点目:3回裏、0アウト1,2塁から渡部海選手のバント、送球エラーの間に3点目。
4点目:3回裏、0アウト1,3塁から海老根優大選手の犠牲フライ。
5点目:7回裏、1アウト満塁から内海優太選手の犠牲フライでサヨナラ勝ち。
・9/13 オープニングラウンド vs オーストラリア 〇10-0でU-18侍ジャパン勝利(5回コールド)
4連勝でスーパーラウンド進出を決めました!明日のオープニングラウンド最終戦はグループリーグ一位突破をかけて台湾との直接対決です。
2回までに10点を奪ってそのまま逃げ切りました。
序盤に小技を絡めて先制してそのまま逃げ切るパターンが多いですね。
大会前に馬淵監督がコメントしていたような野球が実践されているように思います。
得点シーンは以下の通りです。
1点目:1回裏、0アウト1塁から黒田義信選手のバントに相手のエラーが絡んで先制。
2,3点目:1回裏、2アウト満塁から海老根優大選手が四球を選んで押し出し。次打者で暴投。
4点目:2回裏、0アウト1,2塁から黒田義信選手の内野ゴロ悪送球の間に赤堀颯選手がホームイン。
5,6.点目:2回裏、0アウト2,3塁から松尾汐恩選手のタイムリーツーベース。
7点目:2回裏、0アウト1,3塁から渡部海選手のタイムリーヒット。
8点目:2回裏、0アウト1,2塁から伊藤櫂人選手の内野ゴロエラー間に内海優太選手がホームイン。
9点目:2回裏、1アウト満塁から赤堀颯選手のタイムリーヒット
10点目:2回裏、2アウト1,2塁から浅野翔吾選手のタイムリーヒット。
・9/14 オープニングラウンド vs 台湾 ●2-9でU-18侍ジャパン敗戦。
オープニングラウンド首位突破をかけた台湾との直接対決でしたが残念ながら敗れました。
切り替えてスーパーラウンドに臨んで上位に食い込んで欲しいですね。
この試合の得点シーンは以下になります。
1点目:5回裏、1アウト2塁から光弘帆高選手のタイムリーヒット。
2点目:6回裏、2アウト1,3塁から伊藤櫂人選手のタイムリー内野安打。
・9/16 スーパーラウンド vs 韓国 ●0-8でU-18侍ジャパン敗戦。
スーパーラウンド初戦は山田陽翔選手が先発投手として登板しましたが韓国打線につかまりました。
打線も韓国投手陣に抑え込まれて完封負けとなりました。
優勝はかなり厳しくなりましたが、3,4位決定戦には残れるよう残り試合頑張って欲しいですね。
・9/17 スーパーラウンド vs オランダ 〇1-0でU-18侍ジャパン勝利(降雨5回コールド)。
スーパーラウンド2戦目は雨天のため約3時間遅れでの試合開始、5回終了時点で再び降雨により5回コールドと、悪天候の中で長時間球場に拘束される難しい試合でしたが何とか勝利しました。
この勝利により、4位以上が確定となりました。明日のアメリカ戦も頑張ってほしいですね。
この試合に先発した川原嗣貴投手は5回無失点の素晴らしい投球で貴重な勝利に貢献しました。
打撃陣は1安打のみでしたがこれを得点に結びつけて、1点を守り切りました。
得点シーンは以下になります。
1点目:3回裏、先頭の藤森康淳選手が今大会3回目のセーフティバントを決めて出塁、四球と送りバントで1アウト2,3塁の場面から黒田義信選手の内野ゴロの間に藤森康淳選手が先制のホームイン。
・9/18 スーパーラウンド vs アメリカ ●3-4X でU-18侍ジャパン敗戦。
スーパーラウンド3戦目は3回表の途中で雨のため中断、2点追加して逆転しなおノーアウト満塁のチャンスでしたが仕切り直しとなり、再開後に3者連続三振に抑えられてしまいました。
結果的にここで追加点を挙げられなかったことが敗因となりました。
得点シーンは以下になります。
1点目:1回表、2アウト3塁から内海優太選手のタイムリーヒット。
2,3点目:0アウト満塁から伊藤櫂人選手のタイムリーツーベース。
・9/19 3位決定戦 vs 韓国 〇6-2でU-18侍ジャパン勝利。
スーパーラウンドで敗れた韓国にリベンジを果たし見事銅メダルを獲得しました。
今大会これまで好投を続けていた生盛亜勇太投手と川原嗣貴投手に託されましたが、この試合でも良いピッチングを見せました。
打線は、初回に内海優太選手の先制タイムリーヒット、2回には四球をからめて打線がつながり一挙5点を挙げました。
得点シーンは以下の通りです。
1点目:1回表、1アウト1,3塁から内海優太選手のタイムリーヒットで先制。
2点目:2回表、1アウト満塁から黒田義信選手が四球を選び押し出し。
3,4点目:2回表、1アウト満塁から松尾汐恩選手のタイムリーヒット。
5,6点目:2回表、1アウト満塁から渡辺海選手のタイムリーヒット。
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