三浦龍司の父母や兄弟は?出身中学高校やプロフィール情報も!

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順天堂大学の三浦龍司(みうら りゅうじ)選手は、2021年の東京オリンピックの3000m障害にも出場、日本人初入賞の7位と活躍し、最も注目される学生ランナーの1人ですね。

今夏は、8月19日に開幕するブダペスト世界陸上で、3000m障害に出場予定です!

駅伝でも活躍しており、2023年度は順天堂大学男子駅伝チームの主将も務めることになりました。

ファンも多い三浦龍司選手について、今回家族構成や出身、プロフィール情報についてまとめました。

この記事でわかること
三浦龍司選手の父や母、兄弟などの家族構成について
三浦龍司選手の出身小中学・高校や成績について
三浦龍司選手の身長などのプロフィール

三浦龍司の父母や兄弟などの家族構成は?

三浦龍司選手は、家族についての情報をあまり公開していません。

インタビュー記事を探すと、山陰中央新報に三浦龍司さんの母親が手記を送ったことが書いてあり、母親は健在のようです。

便箋2枚にわたる手紙の中で、幼少期の三浦選手について「子どもの頃から体を動かすことが好きで、じっとしていない子どもでした。特別に秀でた能力があるわけでもなくごく普通の子どもでした」と思い返し、陸上に目覚めるきっかけとなった浜田JASの教え、母校など浜田の関係者からの応援に深く感謝した。
引用:【日本選手初の7位入賞】浜田が生んだ五輪ランナー 故郷の関係者が語る三浦龍司の素顔

また、後述の三浦選手が地元島根県浜田市で所属していた浜田ジュニア陸上教室の浜田陸上教室ニュースにおいても、母親のエピソードがありました。

レースの前に三浦選手からお母さんに「今日は母の日なのでプレゼントを贈る」と連絡して来たとお母さんから聞いた時に

引用:浜田陸上教室ニュース

2021年5月9日(日)東京オリンピックテストイベント大会で日本新記録を出したときのものです。

母親にとってはとびっきりのプレゼントになったことでしょう。

家族に陸上競技経験者がいる場合、インタビューやニュース記事に載ることが多いですが、三浦選手はそれが無いことから、父や母は陸上競技経験者ではないのかもしれません。

また、兄弟についても情報がなく、一人っ子の可能性もありますね。

三浦龍司の出身中学や小学校はどこ?

三浦龍司選手は島根県浜田市立浜田東中学校に通っていました。

浜田市は、島根県西部にあります。

三浦龍司選手は中学時代は主に1500mと3000mに取り組んでおり、2年時、3年時にはジュニアオリンピックに出場し、3年時には3000mで全日本中学校陸上競技選手権大会に出場しています。

全国大会への出場記録はあるもののいずれも予選落ちの結果で、中学時点では全国上位クラスとまではいかなかったようです。

駅伝ではチームとしては全国大会への出場は無かったものの三浦龍司選手個人としては、2年時、3年時に都道府県駅伝で代表に選ばれています。

中学時代の結果をまとめました。

順位 タイム 優勝タイム
2年 ジュニアオリンピック陸上競技大会 1500m 予選落 4:18.91 4:00.01
全国都道府県男子駅伝 6区(3.0km) 20位 00:09:06 00:08:47
3年 全日本中学校陸上競技選手権大会 3000m 10位 9:00.32 8:29.84
ジュニアオリンピック陸上競技大会 3000m 予選落 8:56.22 8:25.50
全国都道府県男子駅伝 2区(3.0km) 34位 00:09:04 00:08:20

三浦龍司選手は島根県の浜田市立国府小学校に通っていました。

小学1年生の頃から陸上クラブの浜田JASに所属していました。

このクラブでは2種目以上に取り組む方針だったため、三浦龍司選手は長距離と80m障害を選んだそうです。

大学駅伝で活躍する選手でトラックの長距離でも活躍する選手は多数いますが、障害を主戦場とする選手は少ないように思います。

3000m障害で活躍している三浦龍司選手は小学生の頃から障害と長距離の両方に触れていたのですね。

なお中学時代も浜田JASには通い続けていたそうです。

三浦龍司(順天堂大)の出身高校や成績は?

三浦龍司選手は、京都府の洛南高校に通っていました。

洛南高校に進学したのは、洛南高校からの勧誘があったことと浜田JASのコーチに勧められたためだそうです。

3000m障害を選択したのも浜田JASのコーチの勧めだそうで、競技人生の大きな岐路になる選択の場面では決断に悩む可と思いますが、小学校時代から良く知ったコーチに相談できるのは心強かったかと思います。

三浦龍司選手は高校1年の頃からその実力を認められて強豪の洛南高校で駅伝メンバーに選ばれています。

駅伝では3年連続で全国高校駅伝に出場しており、1年時には4区18位、2年時には5区5位、3年時には1区9位の成績を残しています。

また、春の高校伊那駅伝にも出場しており、1年時には2区7位、2年時には2区6位の結果でした。

また、全国都道府県駅伝にも3年連続で出場しており、1年時には5区39位、2年時には1区5位、3年時には5区11位という結果でした。

その後の三浦龍司選手の活躍からするとやや物足りない印象ですが、区間賞こそないものの安定して区間上位の成績を残しています。

トラックでは2年時に主戦場の3000m障害でインターハイに出場しましたがまさかの進路妨害で失格という結果に終わってしまいました。

3年時には1500mと3000m障害でインターハイに出場し、1500mでは6位入賞、3000m障害では準優勝という好成績を残しました。

また、日体大長距離競技会では5000mで13分51秒97と5000mでも13分台の好記録を残しています。

高校時代の成績をまとめました。

順位 タイム 優勝タイム
1年 全国高校駅伝大会 4区(8.0875km)  18位 00:24:25 00:23:28
春の高校伊那駅伝 2区(8.9km) 7位 00:28:04 00:27:29
全国都道府県男子駅伝 5区(8.5km) 39位 00:26:32 00:24:37
2年

全国高校駅伝大会 5区(3km) 5位 00:08:44 00:08:36
春の高校伊那駅伝 2区(8.9km) 6位 00:27:43 00:27:05
全国都道府県男子駅伝 1区(7km) 5位 00:20:38 00:20:32
3年 インターハイ 1500m 6位 3:48.00 3:45.22
3000m SC 2位 9:12.42 8:43.42
日体大長距離競技会(19.11/30) 5000m 13:51.97
全国高校駅伝大会 1区(10km) 9位 00:29:53 00:29:16
全国都道府県男子駅伝 5区(8.5km) 11位 00:24:37 00:23:55

 

三浦龍司の順天堂大学在学中の成績は?

三浦龍司選手は順天堂大学のスポーツ健康科学部に進学し「筋肉、内臓、血液」の研究をテーマにしているそうです。

順天堂大学の卒業生には現在富士通に所属している塩尻和也選手など3000m障害で活躍して歴代記録を持つ選手がおり、3000m障害の競技に取り組むにあたっての好環境が整っているのかと思います。

塩尻和也選手は今でも順大のトラックを使って一緒に練習することもあるそうで、そこで一緒する機会を求めていることを示唆するコメントを三浦龍司選手は残しています。

三浦龍司選手はトラック競技で1年生の頃から傑出した記録を残しています。

三浦龍司選手はホクレンディスタンスチャレンジ千歳の3000m障害に出場し、8分19秒37を記録しました。これは日本歴代2位、日本学生新記録、U20日本新記録の素晴らしいタイムでした。

全日本インカレでは3000m障害で8分28秒51の大会新記録で優勝しました。

その前のホクレンディスタンスチャレンジでの記録からするとさほど驚くことでもないのかもしれませんが、1年生ながら大会新記録での優勝は凄いですね。

三浦龍司選手はトラックでは主戦場の3000m障害で記録ずくめでしたが、駅伝でも1年時から活躍しています。

箱根駅伝予選会ではハーフマラソンの距離で1時間01分41秒と全体5位の好記録を残しました。これはハーフマラソンのU20日本新記録でした。

全日本大学駅伝では1区で区間新記録での区間賞を取る衝撃の駅伝デビューを果たしました。

三浦龍司選手の高校までの成績を見ると決して悪い成績では無いのですがロードの成績がトラックに比べてやや見劣りする印象でしたがここで全国区での区間賞を取りました。

箱根駅伝本戦にも出場し1区を任されましたが区間10位の結果でした。

1年時に素晴らしい活躍を見せた選手でしたが、2年時にはさらに成長して大きな舞台での活躍を見せてくれます。

READY STEADY TOKYO では3000m障害で8分17秒46を記録し、これは岩水嘉孝選手の8分18秒93を上回る日本新記録でした。

続く日本選手権では自身の持つ日本記録を更新する8分15秒99のタイムで優勝し3000m障害の東京オリンピック代表入りを果たしました。

東京オリンピックでは予選で8分09秒92と自身の日本記録をさらに更新するタイムで決勝進出を果たしました。ちなみに3000m障害での日本人の決勝進出は1972年のミュンヘン五輪で9位の小山隆治さん以来49年ぶりの快挙です。

決勝では8分16秒90のタイムで見事に7位入賞を果たしました。

三浦龍司選手の走りは世界の舞台でも通用するレベルにあることを見せてくれました。

予選のタイムではメダルも期待できるタイムかと思いましたが、まだ大学2年生なのでレベルアップして次回の五輪では更なる好成績を期待したいですね。

また、関東インカレでは1500mで優勝、5000mで準優勝、ホクレンディスタンスチャレンジ北見大会では5000mを13分26秒78の好タイムで自己ベストを更新しました。

2年時の駅伝シーズンでは2区を走り前年に続き2年連続で区間賞を受賞しました。

箱根駅伝ではエース区間の2区を任され区間11位の結果でした。

3年時には、3000m障害で世界陸上に出場しましたが、残念ながら予選落ちという結果になってしまいました。

他にも世界最高峰のシリーズであるダイヤモンドリーグのファイナルに中長距離では日本人としては初進出を果たし、8分12秒65のタイムで4位に入りました。

2年時以降は、主戦場の3000m障害では堂々と世界の舞台でわたりあっており素晴らしい活躍ですね。

また、5000mでは関東インカレで優勝しています。

駅伝シーズンでは、初出場となる出雲駅伝で2区を走り区間新記録のタイムでしたが惜しくも区間2位という結果でした。

これから全日本大学駅伝、箱根駅伝と続くので好走を見せて欲しいですね。

大学時代の成績をまとめました。

順位 タイム 優勝タイム
1年
ホクレンディスタンスチャレンジ千歳 3000mSC 8:19.37
全日本インカレ 3000mSC 優勝 8:28.51
箱根駅伝予選会 21.0975km 5位 01:01:41 01:03:00
第97回箱根駅伝大会 1区 区間10位 1:03:33  
第52回全日本大学駅伝 1区 区間賞 27:07 
クロスカントリー日本選手権 10km 優勝 00:29:10
2年

READY STEADY TOKYO 3000mSC 優勝 8:17.46
織田記念陸上 3000mSC 2位 8:25.31 8:25.13
関東インカレ 1500m 優勝 3:48.57
5000m 2位 13:48.90 13:39.92
日本選手権 3000mSC 優勝 8:15.99
ホクレンディスタンスチャレンジ北見 5000m 13:26.78
東京オリンピック 予選 3000mS  2位 8:09.92 8:09.83
東京オリンピック 決勝 7位 8:16.90 8:08.90
第53回全日本大学駅伝 2区 区間賞 31:30
第97回箱根駅伝大会 2区 11位 1:07:44  
3年
金栗記念選抜陸上中長距離大会 1500m 3:36.59
関東インカレ 5000m 優勝 13:42.35
世界陸上 3000mSC 予選落 8:21.80
ダイヤモンドリーグファイナル 3000mSC 4位 8:12.65 8:07.67
第34回出雲駅伝  2区 区間2位 15分31秒  
第54回全日本大学駅伝 2区 区間3位 31:27  
第99回箱根駅伝 2区 区間12位 1:08:11

 

三浦龍司の身長などのプロフィール

三浦龍司選手の身長などのプロフィール情報をまとめました。

名前 三浦龍司(みうら りゅうじ)
生年月日 2002年2月11日
出身小学 島根県浜田市立国府小学校
出身中学 島根県浜田市立浜田東中学校
出身高校 京都府洛南高校
身長/体重 168㎝ / 58㎏
1500m ベストタイム 3分36秒56
3000m障害 ベストタイム 8分09秒91
5000m ベストタイム 13分26秒78
10000m ベストタイム 28分26秒28
ハーフマラソン ベストタイム 1時間01分41秒

2023年ダイヤモンドリーグ パリ大会、男子3000m障害では、三浦龍司選手自身の日本記録を0.01秒更新する8分09秒91で2位に入りました。

益々の活躍が期待されます!

まとめ

今回は2020年に入学した順天堂大学の三浦龍司選手について調べました。

家族構成は詳細不明ですが、母親は健在のようです。

島根県浜田市立国府小学校、島根県浜田市立浜田東中学校、京都府洛南高校を経て現在は順天堂大学で陸上部に所属しています。

三浦龍司選手は小学時代から陸上クラブに所属して障害と長距離に取り組んでいました。

高校からは3000m障害の競技に本格的に取り組むようになり、インターハイで準優勝を果たしています。また、駅伝でも全国大会で活躍していました。

大学では1年生の頃から3000m障害のU20日本記録、日本学生記録を更新する好タイムを出し全日本インカレで優勝するなどの活躍を見せています。

さらに2年生では日本記録を複数回更新して3000m障害で東京五輪でも入賞を果たし世界の舞台でも戦えるまでに成長しました。

3年時には世界陸上にも出場し、また世界最高峰のシリーズであるダイヤモンドリーグのファイナルに中長距離では日本人として初めて進出し、4位の好成績を残しています。

他にも1500mや5000mの関東インカレで優勝したり、駅伝でも全日本大学駅伝では2年連続区間賞を取ったりと主戦場の3000m障害以外の競技でも活躍しています。

以上のように三浦龍司選手はトラックシーズンも複数の種目を高いレベルでこなし、特に3000m障害では世界の舞台でもわたりあえる日本を代表するランナーです。

また、夏以降は駅伝シーズンに合わせて長距離仕様に身体を仕上げて駅伝でも好成績を残しています。

このようなハードな調整をしながら大きな怪我の情報がほとんどないというのも凄いですね。スポーツ健康科学部での専門知識が自身の身体のケアに実践的な知識として活用されているのかもしれませんね。

三浦龍司選手の今後の活躍を楽しみにしています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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