凱旋門賞2022放送は日本時間でいつ?日本馬の情報や歴代出走馬についても!

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凱旋門賞2022が、10/2(日)に開催、出走時刻は現地時間16:05 (日本時間23:05) です。

欧州最高峰のレースですが、日本調教馬はまだ勝ったことが無く2着が最高成績です。

エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルですね。

凱旋門賞2022では4頭の日本馬の出走が予定されており、悲願達成なるか楽しみですね。

9/17にはタイトルホルダーが無事にフランス・シャンティイの小林智厩舎に到着し、出走予定の全日本馬の輸送が無事に完了しましたね!

4頭の日本馬がでる凱旋門賞2022は、地上波でのテレビ中継放送があるのかどうか、気になりますよね。

また、出走予定の日本馬や、凱旋門賞歴代の日本馬の戦績なども調査しました。

この記事でわかること
・凱旋門賞2022放送は日本時間でいつ?
・2022年度の凱旋門賞出走馬はどんなメンバー?
・凱旋門賞とはどんなレースなのか?
・歴代の日本馬の戦績やそこから読み取れる傾向は?

凱旋門賞2022放送は日本時間でいつ?

地上波でのテレビ中継については下記の通りです。

フジテレビ系列26局ネット【Mr.サンデー×S-PARK超合体SP(22:00~24:40(予定))】の番組内において凱旋門賞を生中継するそうです。
BSグリーンチャンネルでは【2022凱旋門賞中継(22:00~24:00)】で無料放送での中継があるそうです。

2022年凱旋門賞出走メンバーは?

2022年凱旋門賞出走メンバーについてです。

2022年凱旋門賞出走する日本馬は4頭

日本馬は過去最多の4頭の出走です。

・タイトルホルダー(牡4、主な勝ち鞍:菊花賞、天皇賞春、宝塚記念)
・ドウデュース(牡3、主な勝ち鞍:日本ダービー、朝日杯FS)
・ディープボンド(牡5、主な勝ち鞍:阪神大賞典、フォワ賞)
・ステイフーリッシュ(牡7、主な勝ち鞍:ドバイゴールドC、京都新聞杯)

現役古馬最強馬と同年のダービー馬がそろい踏みという意味では、2013年と同じでこの時は両馬とも掲示板に乗る好走でした。

タイトルホルダーは菊花賞、天皇賞春と長距離GIでは圧倒的な力を見せた上で宝塚記念では1番人気をエフフォーリアに譲ったものの、2200mでも強い競馬を見せました。

現地の滞在時間が短いこととロンシャン競馬場でのレースを経験していないことが不安要素ですが、現役古馬最強馬の好走に期待です。

ドウデュースは皐月賞では33.8秒と上り最速の脚を見せながら3着に敗れましたが、続くダービーでは後方から伸びてきてまたも上り33.7秒の脚を見せて今度は見事に勝利しました。

ニエル賞では最後の直線で伸びずに4着に終わってしまいましたが、ここから巻き返せるのかどうか、注目です。

ディープボンドは前年に続いての出走、ステイフーリッシュは際立った成績ではありませんが過去に好走したオルフェーヴル、ナカヤマフェスタと同じステイゴールド産駒です。

これまでのレースでの各馬の序盤の位置取りを考えると、

前目での競馬が多い、タイトルホルダー・ステイフーリッシュ
前目~中団での競馬が多い、ディープボンド
後方からの競馬が多い、ドウデュース

とそれぞれ違った位置での競馬をすることになりそうです。

過去最多の4頭の日本馬が出走してどのような展開になるのか、注目ですね。

9/29にゲート番号、10/2に着順が確定しました。

3番:ドウデュース      19着

5番:ディープボンド     18着

10番:タイトルホルダー    11着

20番 :ステイフーリッシュ  14着

2022年凱旋門賞出走する外国馬

デビューからマイル戦線で9連勝(うちGI5連勝)で、前走では英・インターナショナルSで後続に6馬身半差をつける走りで2050mへの距離延長にも対応を見せて注目されていたバーイードは、英チャンピオンSを引退レースに選び、凱旋門賞を見送ることになりました。

アイリッシュチャンピオンステークスを制したルクセンブルク(牡3・愛)、ヨークシャーオークスに勝利してGI5連勝となったアルピニスタ(牝5・英)、連覇を狙う前年度の凱旋門賞馬トルカータータッソ(牡5・独)が上位人気で、タイトルホルダーがこれに続く人気となっています。

他にも、パリ大賞を制したオネスト(牡3・愛)、愛ダービーを制したウエストオーバー(牡3・愛)、前年の凱旋門賞4着馬アダイヤー(牡4・愛)、未勝利ながらヴェルメイユ賞で3着に入る好走を見せたラパリジェンヌ(牝3・仏)などが注目されています。

他にも欧州各国から出走予定馬がおり、前年に大穴をあけたトルカータータッソのようなこともあるので人気だけでは図れない部分もありますが、上位人気を集めているのは上記のようなメンバーです。

凱旋門賞ってどんなレース?

凱旋門賞は欧州最高峰のレースと位置づけられています。

英ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS、と並び欧州三冠レースの一角の位置づけになります。

凱旋門賞の概要
・1着賞金:2,857,000ユーロ
・開催競馬場:パリロンシャン競馬場
・距離:芝2400m
・フルゲート20頭
・開催日:10月第1週の日曜日
・創設:1920年
・主催者:フランスギャロ

凱旋門賞のコースは、発走後400mは平坦、その後500mの上り区間の後500mの下り区間(この間約10mの高低差)、偽りの直線と呼ばれる400mの区間と続き、最後に530mの直線区間があります。

日本で高低差が最も激しいとされる中山競馬場で5.3mであることを考えるとかなり高低差が激しいコースですね。

これにくわえて欧州の芝は長く走るのにパワーがいる馬場と言われており、2400mの距離でありながら非常にタフなレースになるためスタミナが要求されるレースのようです。

なお、凱旋門賞の開催週は「凱旋門賞ウィークエンド」と呼ばれ、開催前日の土曜日には1つのGIレースと4つのGIIレース、開催当日には凱旋門賞をメインに6つのGIレースが開催される大イベントとなります。

出走資格は3歳以上の牡馬牝馬で、騙馬には出走資格がありません。

これは主催者のフランスギャロがこのレースを種牡馬・繁殖牝馬の選定競争と位置づけているためだとされています。

また、斤量は下表の通りで秋に開催される主要な日本の古馬GIレースと比べても特に4歳以上牡馬は重い斤量を背負うことになります。

凱旋門賞に出走した歴代日本馬の戦績とそこから読み取れる傾向は?

日本馬はまだこのレースでの勝ちがありませんが、2着が4回あります。

エルコンドルパサー(1999年)、ナカヤマフェスタ(2010年)、オルフェーヴル(2012,2013年)です。

1999年の凱旋門賞では、エルコンドルパサーが早めに抜け出して後続を離していく中、唯一モンジューだけが追走してきてもう少しのところで差されて1/2馬身届きませんでした。

3着とは6馬身の差がついており、現地メディアから「今年は勝ち馬が2頭いた」と称えられ、不良馬場、歴史的名馬のモンジュー相手に3.5kgの斤量差がありながらの好走は見事で、世界的にも高い評価を受けました。

2012年のオルフェーヴルも早めに抜け出しましたが直線で失速し、ゴール寸前でソレミアに差され惜しくもクビ差届きませんでした。

最小着差は2010年、直線で抜け出してラスト1ハロンをワークフォースと2頭での叩き合いを演じたナカヤマフェスタのアタマ差となります。

他にディープインパクト(2006年 3着*ただしレース後に薬物反応により失格)、キズナ(2012年 4着)が入着を果たした日本馬です。

その他、歴代の出走馬の結果についてもまとめてみました。(馬齢の表記は年代によらず現在の数え方で統一しています)

 

また、日本馬の出走頭数の推移をまとめてみました。

エルコンドルパサーの2着入線により2000年代には隔年で出走が見られ、ナカヤマフェスタの2着入線により2010年代から劇的に挑戦が増えていますね。

ディープインパクトの敗戦とナカヤマフェスタの好走によって、馬場適正がものをいうという声が強まり、日本国内で圧倒的な成績を示した馬以外でも挑戦するようになったようです。

しかし2013年のオルフェーヴル以降は掲示板からも遠ざかっており、やはりポテンシャルが飛びぬけた馬でないと好走は難しいようですね。

馬場適正については、2021年に国内では力のいる馬場で圧倒的な強さを見せていたあのクロノジェネシスの出走に期待が高まる声も大きかったのですが、残念ながら入着もかなわないという結果に終わってしまいました。

また、斤量の観点から、3歳馬や牝馬の方が良いのではないか、という意見もよく聞かれます。

日本馬が好走したときの勝ち馬がいずれも3歳馬なので、そういう印象が強いかもしれませんが、過去の日本馬の成績を見ると、3歳馬ではキズナが4着に入着したのみで、過去に好走したのは4歳以上牡馬ということが分かります。

馬場や環境が大きく変わることや、長時間の輸送もあるのでこういった点では、経験の浅い3歳馬や繊細な牝馬には難しいところがあるのかもしれませんね。

エルコンドルパサーは現地到着後の調教では馬場の違いにより上手く走れなかったが、調教を重ねるうちに順応していき走法も体つきも変わってきたそうです。

また、現地での好走により凱旋門賞でも上位が期待されるようになり、現地の調教では予定の調教順を変えて整地直後の馬場を優先的に使わせてもらえるようになったようです。

エルコンドルパサーとナカヤマフェスタで凱旋門賞2着を2回経験している蛯名正義騎手と馳星周さんの対談で、ナカヤマフェスタはその気性難から調教もまともにできず力が発揮できないことが多かったが、フランス到着後は嫌々ながらも大人しくしていて調教も普通にできていたとありました。

馬の防衛本能なんだと思います。草原に放たれた馬がライオンに襲われないようにいつも緊張感を持っていないといけないというのと同じで、新しい環境に置かれると集中していなければならないという意識が働く。特にその本能にけているのがステイゴールドの血統の特徴なのかもしれません。

ステイゴールド自身を含めて海外レースで思わぬ好走を見せるのはそういった点によるのかもしれない、とありました。

走法や体つきも順応していくということを考えると、ある程度長い期間滞在することが望ましいように思いますね。

ナカヤマフェスタのエピソードは非常に興味深く、能力は感じさせるが気性難のために勝てていない馬というのも可能性があるのかもしれませんね。

『フェスタ』連載スタート記念 馳星周 × 蛯名正義スペシャル対談「凱旋門賞 ~ホースマンたちを魅了し続ける夢舞台~」 | 集英社 文芸ステーション (shueisha.co.jp)

最後に歴代の出走した日本馬の両親と母父をまとめてみました。

 

 

まとめ

凱旋門賞2022が、10/2(日)に開催されます。

出走時刻は現地時間で16:05、 日本時間では23:05です。

テレビ放送(中継)があるのか、出走する4頭の日本馬についてや、過去の戦績などを調査しました。

フジテレビ系列26局ネット【Mr.サンデー×S-PARK超合体SP(22:00~24:40(予定))】の番組内において凱旋門賞を生中継するそうです。
BSグリーンチャンネルでは【2022凱旋門賞中継(22:00~24:00)】で無料放送での中継があるそうです。

出走予定の日本馬は、タイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、ステイフーリッシュ

日本馬はまだ勝ったことが無く、2着が最高です。

2010年代から挑戦が増えてはいるものの近年は苦戦が続いています。

2022年は過去最多の4頭の日本馬が出走し、現役最強古馬と同年のダービー馬も出走するので例年に増して注目したいと思います。

外国馬は本命視されていたバーイードの回避が発表されたものの、各国から牡牝、3歳馬、古馬とそれぞれに注目馬がおり、混戦が予想されます。

今年こそ日本馬の悲願達成を楽しみにしています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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